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6月30日（日）、長崎県大村市の ミライon図書館 にて、子ども向けの居場所支援活動を実践しているNPO法人schoot まつなぎやと、一般社団法人ケアラーワークスによる合同勉強会が行われ、ヤングケアラーを対象としたピアサポート活動に関して講演させて頂きました。
勉強会には、長崎県内はもちろん、九州各地から自治体関係者や子ども向けの支援活動に取り組む方々が30～40名程ご参加くださり、まつなぎや（大村市）とケアラーワークス（東京都府中市）の実践報告等も行われました。
ヤングケアラ―向けの"ピアサポート"は、ここ数年でようやく展開され始めたという経緯もあり、今回の講演を通じて、そもそもその必要性や意義等を、まずは多くの人に伝えていく必要があるとより強く実感しました。
従来の地域福祉が実施してきた草の根的、制度的な活動と比較すると、「支援」というイメージがどうしても湧きずらく、その重要性を世間全体に認識してもらうには、まだまだ時間が必要であり、支援の成功事例をより多く作り出していく必要があると感じます。
今後、ヤングケアラー支援が全国各地で進展していくに連れ、より多くの地域で、ピアサポート活動への需要が高まっていくことが予想されます。活動を行っている一人として、そういった場に参加してくれているヤングケアラー当事者の皆さんの声を少しでも支援に反映し、適切な支援体制を構築できるよう、これからも実践を積み重ねていきたいと感じました。
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