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【2026.2.27】NPO法人ハートフル・ポート「帰宅部のぶしつ」(共催: 横浜市)

  • ujiken0221
  • 2月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:12 時間前

 NPO法人ハートフル・ポートさんが、毎月第四金曜日に開催する中高生のための居場所「帰宅部のぶしつ」。2月はその特別回と題し、横浜市と共催で、居場所に集う子どもたちやボランティアの大学生、居場所スタッフの皆さんに、ヤングケアラーを知ってもらう取り組みが行われました。


 そして私も、(清悦ながら...)講師として「気持ちの伝え方」や「こどもの権利」というテーマをベースに、少しレクリエーションも交えた形で"家族のケア"というトピックについてお話させて頂きました。


 学校でもなく、児童館でもなく、"地域の居場所"に集う子どもたちに向けた啓発という、かなり斬新な取り組み。お話を頂いてから、その場に集まった中高生たちに、どのような形で"ヤングケアラー"というテーマを伝えていくのが良いのか、かなり頭を悩ませながら当日(約90分)のフォーマットを考えていきました。


 ただ、せっかく居場所に集う子たちを対象にするのであれば、「ヤングケアラーとは〇〇です」みたいな淡泊な話を展開し続けるよりも、地域の居場所の温かい、安心感のある雰囲気に馴染む形で、子どもたちが気軽に"家族のケア"というテーマに触れられる会にしたい。


 そうした思いのもと、当日は参加者の皆さんに楽しんでもらえるよう、2つのレクリエーションを絡めながら、フォーマットを組み立てていくことにしました(もちろん、自分にとっても初の試みでした)。


 1つは、ちょっとしたカードゲーム。既存のカードゲームではなく、今回のために自作したもので、ルールも、カードも、超急ピッチで仕上げました笑。

 そのため、少し反応が心配な部分もあったのですが、実施後「すごく分かりやすかった」、「もっと深刻な話になるかなと思ってたけど、案外楽しみながらしっかり考えられた」という声もあり、とりあえず一安心。もちろん、内容的にまだブラッシュアップできる部分もありそうなので、このゲームについての詳細は、いずれ時が来たら。

 ただ、ちょっとしたゲームの要素も楽しみつつ、気軽に「"ケア"って何だろう」、「"子どもの権利"って何だろう?」、「自分の体や心の調子はどうだろう?」といった部分を、体感的に掴んでもらえることを意識して作りました。


 もう1つは、“ことばの花束”というワーク。参加者全員が背中に画用紙を背負い、一人一人の画用紙に、各参加者がその人へ届けたい(前向きになれる)メッセージを書いていく、というシンプルなレクリエーション。ただ、ワークとして盛り上がることはもちろん、完成した花束(一人一人からのメッセージが書かれた画用紙)を実際に確認することで、様々な温かい心の動きが生まれ、そこに集う人たちへの安心感や信頼感も育むことができるという、地域の居場所にぴったりのレクリエーションです。


「単純に嬉しかった」 、「初対面の人もいたけど、これだけ言葉が紡げるってすごいなと感じた」、「意外と自分が普段使っている言葉や、他の人に伝えている言葉のバリエーションって少ないと気づいた」など、ワークを通じて、それぞれが様々な発見や心の動きを見出している様子でした。


 いざというときに、"SOSを出す"、"相談をする"とはよく言われるけれど、他者に家族の話をしたり、自分の悩みを打ち明けることは、普通はためらわれるもの。そして、それはいたって自然なこと。相談援助に関する業務に就いていると、つい忘れてしまいそうになるけれど、本来は「〇〇を相談したいです」というメッセージが相手方から発せられるのは、とても稀なことだと感じます。


 普段から安心して言葉を伝え合う関係性の延長線上に、初めてそうした言葉が生まれていく。そして、この「帰宅部のぶしつ」という居場所が、そうした関係性を安心して育める場所であり、いざというときに自分がこぼした言葉をちゃんと受け止めてくれる場所であること。花束に寄せられた一つ一つの言葉を通じて、参加者の皆さんが実感してくれていたら嬉しいです。



 
 
 

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